東海リハビリテーション専門学院 静岡|メッセージ

厚生労働大臣指定養成施設 東海リハビリテーション専門学院
 

メッセージ

 

東西医学融合を実践


本校講師 医師 白川京佐


本校講師 医師 白川京佐

 2005年国勢調査抽出速報集計結果によれば65歳以上人口は2682万人であり、総人口に占める割合は21.0%にものぼり、まさに今の日本は高齢社会から超高齢社会へと変貌している状況です。
 そのなかで、医療や福祉は今後ますます重要な役割を担うこととなります。
 具体的には、いかに「生活の質=QOL(Quality of Life)」を落とさず高齢者が暮らしていけるか、その環境づくりが急務となっております。
 理学療法士はリハビリテーションを通して患者さんの機能回復や日常生活が安寧にできるよう手助けをしてゆきます。
 また、その活躍の場は病院や介護施設だけにとどまらず養護施設や福祉施設、保健所や在宅医療の場、またスポーツ施設など様々に存在します。
 また鍼灸学科では伝統的な東洋医学をベースにした患者さんのつらい症状を和らげる西洋医学とは違ったアプローチを行っていきます。西洋医学と東洋医学の融合により患者さんを全人的に診られるのではないでしょうか。
 このようにプロフェッショナルとしてのやりがいや活躍の場が多数存在しており、いま最も必要とされている国家資格のひとつにあげられます。これからの超高齢化社会においては、医療・福祉は病院や施設だけでなく、家庭や様々な環境で必要とされ、またそれにかかわるスタッフも医師・看護師だけではなく、様々なスペシャリストがチームとしての医療を行う必要があります。
 お互いが学びながら人間として成長できるような、そんな場を提供していければと願っております。

 


写真 丹羽日出夫


付属静岡東鍼灸院 院長 丹羽日出夫 

 東洋医学には、人間の自然治癒力を高めるという治療原理があり、未病治、すなわち「未だ病に成らざるを治す」ということにもすぐれています。
 この早期発見、早期治療をできるのが鍼灸医学なのです。鍼灸医学の考え方の基本には経絡(けいらく)という体内のエネルギーが流れる道筋があると考えます。
 その経絡の道筋上にあり、皮膚表面に点在しているのか経穴(ツボ)と呼ばれるもので、身体のバランスの崩れ等があった時に体表上に現れる反応点なのです。
 このツボに鍼や灸の刺激を与えることにより生態調節系(自律神経や内分泌系、免疫系など)の働きを活発にしていこうというのが鍼灸治療です。
 鍼灸医学は、成人病、自律神経失調症、神経症など、心身の歪みによる内因性の疾患のほか、疼痛除去、予防医学、健康増進などにも効果があります。このため、内科、外科、整形外科、脳神経外科、泌尿器科、婦人科、麻酔科など、現代医療の様々な分野に鍼灸が導入され、さらにはスポーツ鍼灸、産業鍼灸、歯科鍼灸など、新しい医療分野をきりひらき、東洋医学と西洋医学を互いに補完し融合させる新しい医療への重要な医療技術として注目されています。
 本学は、東洋医学と西洋医学の補完と融合をかかげて、鍼灸治療の効果についてさまざまな角度から研究を行い、科学的な解明・検証に努めるとともに、現代医学と鍼灸医学が有機的に関連した新しい時代にふさわしい新しい医療人の育成をすすめていきます。